スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

車ヲ抜カシタ人

僕は少なくとも足は遅い方ではない。

もちろん、僕より速い人なんかいくらでもいるし、年をとれば遅くなる。

そう・・・
年をとれば遅くなる。
だからと言って若ければ速い?

あの日僕が見た光景。
それは、実際に見た僕にしか理解出来ないことなのかもしれない。

体育大会が近づき、暑い日が続き。
僕はイライラしていたのだ。

イライラをどうにかして無くすことは出来ないであろうか・・・
そんなことを考えていた時、1台の黒い車が走り去っていく。

(あの車の中、涼しいだろうな・・・)

そう思った。
30分ほど外を歩いたり走ったりしていた僕は自分がこの暑い中を走っていることがバカらしい。

でも車の中に乗り込むことが出来るわけも無く。
暑さと疲れに頭がやられたのか、なぜか僕は無意識に車を抜かそうとしていた。

当然、抜かせるわけ無く、ただ過ぎ去る車を目で追っていた。

そこに、敗北した僕の無念を果たすかのようにヒーローが登場する。
一人の男性。

「おじいさんは遅い」が仮定のとき、結論が「少年は速い」。
成り立つだろうか?

ヒーローはいとも簡単に僕の仇をうってくれた。
だが、うれしくない。

ヒーローとは、三歳ぐらいの自転車にも乗ってないくせにヘルメットをかぶった少年だ。
「おじいさんが遅い」ならば「三歳の少年は速い」
どう考えても成り立たない。


想像ついた人もいるかもしれないが、もちろん三歳の少年が走っている車を抜かせるわけが無い。
実は、その車は路上駐車をしたのだ。
たまたま僕のかなり前を走っていた少年が、たまたまその少年より前に路上駐車をした車を抜かしただけのことであり、全く不思議なことではない。

ゆういつ、不思議と言えば暑いなか何故かヘルメットをかぶったままの少年がピンクのサンダルを履いていたことぐらいである。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。